韓国映画 「イルマーレ」 [映画]
先日予告した、 「イルマーレ」 韓国版の感想です。
最初に書いておきますが、韓国女優で一番好きなのは チョン・ジヒョンなんです。
この映画はひとことで言って 「詩的な映画」です。時間がゆっくりと流れてる感じです。
韓国映画のひとつのパターンに
配役が少なく、ストーリー上に存在する人物を実際は登場させないで想像にまかせる
というのがあります。 この映画はそのパターンです。
「永遠の片思い」・・・ チャ・テヒョン&ソン・イエジン&イ・ウンジュ という韓国映画を以前見たことがありますが、同じく詩的で「イルマーレ」と同じパターンだと思いました。
ハリウッド版 「イルマーレ」 では、アレックス(キアヌリーブス)のお父さん・・・有名建築家は
話の流れで実際に出てきますが、 韓国版ではお父さんの実像はありません。
なのに親子愛の表現の仕方は 韓国版のが断然感動します。
二人が会うシチュエーションも「前の男がらみ」のが視聴者からは共感持てるはずです。
あと、玄関の犬の足跡も子犬がつけたからそれがまたカワイイわけで、ハリウッド版のような
中型犬ではかわいさがイマイチかな・・・と、犬を飼っていない私の意見であります。
お国柄の違いでしょうが、郵便ポストも韓国版のが映画らしいし、
だいたい「イルマーレ」は「海」の意味(イタリア語)でしょ? 湖じゃないってば。
アメリカ版の湖の上の家もそれなりによかったけれど、 「海」じゃないから全然だめ。
いくら二人が待ち合わせたレストランの名が「イルマーレ」だってねえ・・・ 根本的に違うってば。
ウンジュ・・・・・ チョン・ジヒョン
ソンヒョン・・・・・イ・ジョンジェ
イ・ジョンジェは「白夜」 の時よりももっといい!
イケメン度 ★★ ・・・好みの問題です
おすすめ度 ★★★
詩的な映画とは 少し物足りなさを感じたりもします。
見終わった後、「んんん??? これで終わりなの??」 と思うこともしばしばですが、
韓国映画のパターンとして慣れてしまえば 「ふうん、そういうことね・・・」 と思えるようになります、多分。 特に男性はイルマーレ韓国版を 見てはいけない。きっとつまんないです。
前にも書きましたが、 くれぐれも 「イルマーレ」は両方(ハリウッド版&韓国版) 見ないように!
絶対に後悔します。 どちらか片方で満足しましょう~
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