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平成中村座 名古屋公演 ② [歌舞伎]

歌舞伎を見た後の数日間は(正しくはいつまでたってもなんですけど)
役者さんの艶やかな着物姿が目に焼きついて脳裏から離れません・・・
七之助さんの紫、扇雀さんの赤、勘三郎さんの浅葱 
(今回は昼の部しか鑑賞できなかったので)このお三方の衣装が心に残っています。
5列目での鑑賞でしたので、役者さんとは目が合ったような錯覚に陥ります。
 「あ、今の一瞬勘三郎さんと目が合った!!」 と思ってウキウキです。

なのに1列目で数分間コックリと寝ていたオバサマがいました。
役者さんはもちろん後ろの席の人にも失礼だああ!!

あと歌舞伎初心者の人は絶対にイヤホンガイドを借りるべきです。
全然見せ場でないところで拍手をするからです。
私も初心者ですが、事前に必ずプログラムを購入してストーリーの予習をします。
開演中はイヤホンガイドで解説を聞くので話の内容が良くわかります。
そして、帰りの電車の中とか家に帰ってから何度もプログラムを読み返すと
お芝居の中で不明瞭だった箇所が理解できます。

「イヤホンガイド推奨」 ともっとデカデカと掲げてもいいのになあ と思います。
ちなみにレンタル料は1600円で 返却すると1000円戻ってきます。
正味600円ですから大変お値打ちなものなのです。

襲名披露で行われる 「口上」 では役者さんが揃ってご挨拶をされるのですが
そのときの拍手は短めがよろしいようです。

私はパチパチを6回もしくは7回にしています。
パチパチパチパチパチ・・・・・・・ といつまでも続くと次にお祝いのお言葉を述べられる
役者さんの出だしの声がほとんど聞こえないのです。
これは私の推測なのですが、A役者さんとB役者さんとの間は約何秒くらい とおおよそ
決まっていて、決して「拍手が鳴り止んだら名乗り上げる」ではないのです。

空気が読めない観客が必ずいて、パチパチをいつまでもやり続けるので
「坂東○○○でございます。」 「片岡○○○でございます」
というお声が全く聞こえない場合がよくあるのです。 

話がそれますが、宝塚を観に行くとファンの方の拍手は「大きく・高く・短め」です。
これは拍手がお芝居の妨げにならないようにするという上では大事なことと思います。
ヅカファンがそういう拍手をするので、その他大勢もそれに習います。
パチパチパチパチパチ・・・・・とお芝居中に長いこと拍手をするとヒンシュクをかうのです。
歌舞伎の劇場の中も早くそのようになってほしいと思います。
そんなのは地方だけなのかなあ??東京の歌舞伎座はそんなことないのかしらん??


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