「きみにしか聞こえない」 [映画]
きっと原作もとてもいい小説なんだと思いました。
きれいな映像の映画でした。
中高校生のコが見たら、絶対に勇気づけられる作品です。
しかし・・・ 2日間で3本観た映画の中で 見る順番が悪かったのか
主人公りょう(成海璃子)には感情移入できませんでした。
なぜならば
それはおととい見た「眉山」の松嶋菜々子にドワーッっと泣けたからでしょう。
高校生の恋にジュワっと泣けない自分に 「ああ、おばさんになってしまったのかなあ・・・」
と感じずにはいられませんでした。(あーあ)
主役のお2人 成海璃子×小出恵介はとってもとってもよかったです。
まさにぴったりの配役でした。
「原田」という女性(・・・片瀬那奈)が どうして最後まで「原田」の姓だけで名前がないの?
と思っていたんですけど どうしてもわからなくて
帰ってきてから他の人のレビューを読み、理解できました。
原田さん(片瀬)は 未来のりょう(成海)だったんですね。
なんかそこのところもわかるようなわからないような・・・
でもピュア~~な作品です。
しかし、寝不足の日には観てはいけません。前半が非常に眠くなりまする・・・
> きっと原作もとてもいい小説なんだと思いました。
>
いい小説ですよ〜。
原作は、スニーカー文庫の「きみにしか聞こえない」か、もしくは角川文庫の「失はれる物語」(スニーカー文庫で乙一が出している3冊の短編集をまとめたもの)に収録されている50ページ程度の短編です。
これらの本には、「きみにしか聞こえない」以外にも、切ない話がたくさん詰ってますので、もし映画に感動されたようでしたら、是非ともトライしてみて下さい。
by 映画観にいきたいです。 (2007-06-20 01:41)
原作を教えて下さいましてありがとうございます。 映画でしか表現できない世界(・・・時間がずれていることだとか、頭の中での会話など) が
後になってみると、じんわり余韻が残りよかったなあ~と思っています。 乙一さんという作家さんも初めて知りました。 ぜひとも小説を読んでみたいです!!
by ちゅうちゃん (2007-06-20 22:36)