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グッズ買いに走る [歌舞伎]

楽しみにしていた 名古屋 平成中村座公演

時間的にも経済的にも 昼・夜一回ずつしか観ることができません。

おとといの昼の部が今回最後!ということで、幕間はグッズ買いに走りました♪


樽酒(中村座の入り口にあったもののミニチュア版)

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ランチョンマット (1対で買えば素敵なのれんに変身?)

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名古屋平成中村座オリジナルボトルの阿蘇の名水(これもレアで飲めない)
チケットホルダー
中村勘三郎さん 匂ひ袋

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グッズ買いのきっかけは お客様のT様

T様は私よりも歌舞伎通で、観劇記念にいつも何かグッズを買うそうで
先週のご来店時、中村座の話をしているうちに
「後悔のないようにグッズを買いまくりましょう!!」 ということで合意!(笑)

お酒は水物なので重く、荷物になるけれどそんなことは気にしない。


歌舞伎の帰りには ミッドランドの「モンシュシュ」で堂島ロールを買い求め、
その足でついでに 某高級ブティックに寄りました。

平成中村座の袋を提げている私に ショップのスタッフさんが
「中村座行かれたのですか?」と声をかけられ、
あまりの荷物の多さに 某ブティックの大きな紙袋とともにカタログまで下さいました。
(荷物いっぱいで訪れた私は無作法者です・・・・)

しかーし、、、 「なんちゃってセレブ(気分)」の火曜日の締めは
某ブティックで 「なんちゃって顧客」
たったそれだけのことですが めっちゃ気分よかった~~~♪♪

持ち物およびアクセサリーは細部にわたり、チェックされてたと思いますが、
観劇ファッションが十分合格ラインだったってことですよね~??(笑) 
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名古屋平成中村座 昼の部 「法界坊」 [歌舞伎]

秋の歌舞伎鑑賞のメイン 名古屋平成中村座 昼の部「法界坊」に
昨日行ってきました。

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(芝居小屋右側の絵が 法界坊の舞台絵でした)

先週の歌舞伎鑑賞は ややラフな服装で出かけてしまった為
隣席のオバサマから 歌舞伎は初めて? みたく思われてしまったし、
周りの観劇ファッションを見渡して 自分自身が嫌だったので
昨日は身だしなみに気合が入りましたよ。。。

歌舞伎鑑賞は ジャンル的には金持ちの道楽の部類に入ると思っているので
私がどんなに着飾ろうが限界があるとは思うのですが

シルクのワンピースに身を包み、現在持っている中で一番高価なジュエリーをつけ
ブランドバッグを持って 「え~い!これが私の観劇スタイルよっ!」 てな勢いで出かけました。


11時半の開演、 ところが名駅のタカシマヤで時間をつぶし過ぎてしまい
気がついたら 遅刻しそうに・・・・

地下鉄のホームで電車を待っていたら 「やっぱりどう考えても間に合わない」
と思い、キップを払い戻しタクシーに飛び乗りました。

「すみません!行き先は名古屋城までです。
 地下鉄では11時半開演のお芝居に間に合わないのでお願いします!!」
飛ばしてくれる運転手さん。 すみません&どうもありがとうございました。

セレブはバタバタしないはずなのに、本当はセレブでないので
遅刻ギリギリで名古屋城正門前に到着。
それなのに、「観劇にタクシーで乗りつけ、『なんちゃってセレブ』だわ♪」 と思う私(笑)
なんとか開演5分前に間に合いました。

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昨日の場内は男性客多し、3割強はいました。 20代~若い方も多かったです。
さすが勘三郎さん率いる中村座!



先週買った「筋書き」を読みながら 前日に「法界坊のビデオ」を見たので
予習がばっちり利いて、お芝居の内容がよく理解できてとってもGOOD!でした。


4部構成(序幕1場 序幕2場 2幕 大詰) の法界坊、
11時半から2時間ぶっ通しです。
これは昨日のビデオで 2幕のここまでは休憩無しでずっと続く、とわかっていたのですが
とにかく役者さんの集中力はすごいすごい。


法界坊は 金に目がない悪徳坊主。
前半は喜劇仕立てになっているので、随所笑えます。
勘三郎さんのアドリブも天才的。

昨日は片岡亀蔵さんのお誕生日だったので、
そんなことも お芝居の中で言ってしまうの、 場内は拍手喝采。


橋之助さんに関しても 色男だの(本当に色男です!)褒めて、場内を沸かせ
自分は3枚目に徹するんです。

勘三郎さんは本当に天性の歌舞伎役者さん、さすが私の彼氏!(単なる思い込み)


さてさて、喜劇仕立てのはずだった2幕が 何やら殺傷事件に・・・・・
そのあたりから 雰囲気が変わってきて・・・・・


筋書きを読んでいたり、イヤホンガイドを借りていたらわかるはずなのに
後ろの席のオバチャンが 
法界坊と野分姫の怨霊が合体した姿を見て クスクス笑っているの。

舞台上も暗く、怨霊のところなのに、、、、 大事な場面が台無しよっ!!(怒)


そして昨日のとどめは 大向こう(2階席から屋号を声かける人)よ。
なんともお粗末な大向こう。 
多分若い人(大向こうは男性のみです)、そして まだよく歌舞伎を知らない人かな。

見得のところでもなく、重要な場面でもないのに、すぐとやたらと
「中村屋~」 とか 「松嶋屋~」 と声をかけて、それが
なんともタイミングが悪いのです、とっても耳障りなのです。
無いよりましだけれど、役者さんもやりにくかったでしょうねえ。

タイミングの悪い大向こうは 御園座ではありえないことです。 
やっぱり「大向こう」は ある程度歌舞伎通で 年配者が声をかけた方が似合います。



話がずれましたね。
30分間の休憩の後、いよいよ大詰(最終幕)です。

浅黄幕が チョンという柝の音で落とされると
大詰は さっきまでの喜劇仕立てを打って変わり、
両側に常盤津(三味線、浄瑠璃) 舞踊劇風に始まります。


娘姿の勘三郎さん、法界坊は前幕で死んで、娘お組に化けています。
お組だったはずがだんだん本性を表し、、、、、、

大詰は 幕が落ちたところからもう、鳥肌立ちまくりです!!
前日見たビデオでも いいかげん鳥肌モノだったので本チャンの舞台なら余計です。


クライマックスでは なんと、後ろの背景が取り払われ、
名古屋城の二の丸の石垣が見えます。
二の丸&紅葉している木をバックに 桜吹雪がこれでもか~~と舞い
勘三郎さんの大見得。 

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(中日スポーツより)

本当にすばらしい! すばらしすぎて涙モノ!!
ワーワー涙があふれる。
こんなに舞台で感動したのも初めて!

これまでいくつもの演目を観たけれど、
「法界坊」の『大詰』は、本当に素晴らしいの一言。
観客全員感動。  カーテンコールがあって観客総立ち!


本当に感動できるすばらしいお芝居をありがとうございました。
自分へのご褒美としては最高級でした。
あ~~贅沢したという感じ。

今でも、バンバンバンと打つ板の音と
ドンドンドンと鳴るハネ太鼓の音が耳にこだましています。

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名古屋平成中村座 「夜の部」 [歌舞伎]

行って来ました、名古屋平成中村座

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1年以上も前から楽しみにしていたこの公演。
今日は夜の部の鑑賞です。


名古屋平成中村座は 名古屋城内に仮設の芝居小屋を建てて運営されています。
チケット料金の中に名古屋城の入場料も含まれています。

夜の部は15時半開場、 私は15時頃名古屋城に着き、
ぶらぶらと城内を見物しようと思っていたのですが、
あいにく二日酔いあがりで・・・・(このことは明日書きます・・・・)

他人の観劇ファッションを鑑賞するのも楽しいです。
皆さん相当オシャレしてきています。

今日こんなに暑かったのに、和服姿の方も多数いて
やっぱり着物はステキ。
私も10月の御園座歌舞伎こそは 和服で出かけようっと。



それはさておき、15時半になって開場いたしました。

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3年前の、名古屋平成中村座in同朋高校の時よりも
若干小さめな場内。

今日の席は18列目・・・・最近ではありえなかった後ろの方なので ううううです。

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(写真は撮ってはダメなので プログラムの写真より・・・です)


一、傾城反魂香  一幕  土佐将監閑居の場

浮世又平   ・・・・勘太郎
又平女房おとく・・・七之助
土佐将監光信・・・・亀蔵


中村勘太郎・七之助の兄弟が夫婦役を演じます。

勘太郎さん、10月の結婚間近ということもあって、艶っぽく、ますますりりしくなって
幸せオーラが出まくっていました。

七之助さん、女方役者さんの中では一番好きな役者さんです。
可愛い! 顔も仕草もすべて女性らしく、本当は男性なのだとは思えません!! 

夫婦愛を描くこの作品、勘太郎さんの結婚とリンクしているようで
今回のこの演目は◎でしょう!

前回中村屋兄弟のお芝居を観たのが3年前なのですが
芸に磨きがかかって頼もしく、お父様:勘三郎さんのオーラを
引き継いできた感というか 舞台上の貫禄が出てきた感じに思いました。


二、極付 幡随長兵衛 三幕「公平法問諍」


幡随院長兵衛・・・・・橋之助
近藤登之助・・・・・・笹野高史
水野十郎左衛門・・勘三郎


勘三郎さん 大好き~~~ 待ってました!!

とは言っても 勘三郎さんの出番は少なく
昼の部「法界坊」が勘三郎さんメインなので 
こちらの演目はどちらかというと 中村橋之助さんがメインのお芝居。


一、では勘太郎さん、ニ、では橋之助さんが劇中で着物を着替えるシーンが
あるのですが、所作がとても美しいのです。
サっと脱いでパッと羽織って、ただ、着替えてるだけだというのに
こんなところも「魅せます」


勘三郎さん登場は 客席2階から(これネタバレですね、すみません)
声が後方上部からしたのでパッと振り向くと
すぐ真上に勘三郎さん。 わ~~~ うれしい~~~
私の往年の彼氏なのです、勘三郎さんは。(なあんて)
男の色気と、華があって本当にステキです。 

 
笹野さんは 歌舞伎俳優ではないので 本舞台には出られないのですが
勘三郎さんの熱望により、コクーン歌舞伎・平成中村座のみ
歌舞伎出演されています。



三、元禄花見踊

今は9月なのに 桜の咲く3月だと錯覚してやまない美しい舞台風景

勘太郎さん・七之助さんが中心となっての舞踊です。

花道から登場のお2人。
本当に美しい男女。恋人同士にしか見えない、兄弟だなんて思えません。 
着物の柄やかつらは元禄時代に流行ったものが再現されているそうですが
衣装もすばらしいです。


後半は桜がハラハラ舞ってきて、夜の風景と桜が美しくマッチ。


二幕とも世話物のお芝居だったので、最後の舞の舞台の優雅さが
目の保養となり、「今日は贅沢したな~~~っ」
てな感じでシアワセです!


耳に残る三味線のチントンシャン、太鼓のドンドコドン
ベッドに入ってからも余韻が残りそうです。

来週は 昼の部「法界坊」に行きます。ますます楽しみです♪


平成中村座は当日券もあるみたいです。15000円~11000円
立ち見もありました。(つらそう)


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「平成中村座」 チケット届きました~ [歌舞伎]

本日 「名古屋 平成中村座」 のチケットが届きました~~

ごひいきの役者さんばかりの公演内容です。

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歌舞伎役者さんの中では 中村勘三郎さんが一番スキ!
息子さんの勘太郎さんは 名古屋では独身最後の舞台。
二男の七之助さんの女形は 本当に本当に可愛らしいのです。


歌舞伎役者さんではない 笹野高史さんも出演。 このお方も楽しみ♪

笹野さんは 映画「武士の一分」での圧倒的な存在感でキムタクを支えました。 
先日見た 「劒岳」にも出演していましたね。


席は 竹席(椅子席)  昼の部 21列   夜の部 18列 ・・・・・ うううう・・・・微妙。

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最近、歌舞伎に関しては 7列目以降で観たことないので。。。。ううう・・・・


前から10列くらい目までは 松席(座布団席)なんだけど
でも数年前の中村座公演の時の座布団席は、約3時間かなりしんどかったもんなあ~ 
(座高高い人が前にいると最悪だし。)  


昼の部に関しては 既に全席完売のようなので、
席はかなり後方だけれど、花道に近いので それでも善しとしましょうか。

早く9月にならないかな~~
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「平成中村座」 そして 「忠臣蔵」 [歌舞伎]

今週は ポストが気になってしょうがありません。

先週 秋の歌舞伎公演 
9月の「平成中村座」・・・私の大好きな中村屋(勘三郎さん親子)

10月の御園座・・・ こちらは 「仮名手本忠臣蔵」の全幕
 ・・・ 市川團十郎さん、片岡仁左衛門さん 他人気役者多数!
の2つの先行予約があり、 日にちを第一希望~第三希望まで書き投函。

希望通り取れたか、その返事が非常に待ち遠しいのです。


9月 および10月は 歌舞伎ファンが泣いて喜ぶ超人気役者さん&演目!

平成中村座に関しては 抽選販売でして、中村屋さんは恐ろしいほど人気があるので
抽選もれしたら 28日の一般予約で必死に電話をかけ続けなければなりません。

数年前の 「平成中村座」 in 同朋高校 のチケットは
御園座さんのおかげで 昼夜GETできましたが、
「どうやって取ったの??」と 歌舞伎ファンのおば様数人にも言われたくらい
超プラチナチケットだったのでした。


忠臣蔵の方は 名古屋での通し上演は 43年ぶりだそうです。
近年、東京で上演されておりましたが 遠くて行けずじまい。
歌舞伎の3大名作のひとつですから、 何回も行きたい!!
(忠臣蔵の話はスキ!!)




今から母に、「昼夜行かせていただきますから子供よろしく!」とお願いして、
あとは何があろうとも 何万円かかろうとも、
その日に備えたいです。

貧乏性な私は 昼夜通しで観ることがもったいなくて
別の日を選択。 これが 吉と出るか 凶と出るか。


しまった!!!!今頃気づいたけど 4月の海老さまの歌舞伎公演
アップするの忘れてました。。 海老蔵さま ごめんなさい。
本当にすばらしかったです。
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吉例顔見世  名古屋御園座 [歌舞伎]

本日行ってまいりました、私の半年に一度の楽しみ 
「歌舞伎鑑賞」です。


第44回 吉例顔見世 2代目中村錦之助 襲名披露公演

昼の部

一、 天満宮菜種御供  時平の七笑


藤原時平 ・・・  我當
菅原道真 ・・・  彦三郎

 
菅原道真の流罪をテーマにした物語。
右大臣の道真のことを 心よく思っていないはずの左大臣の時平が
道真に対し 温和な態度で接するが・・・・・


35分の上演時間ということもあって、まずはわかりやすい内容のお芝居。
私はこの話のベースになっている 「菅原伝授手習鑑」のお芝居を一幕も見たことがなくて、
あまり多くのことを語れません。
今日の演目を見たことにより、 「菅原伝授手習鑑」の予習ができた??のかな。




二、京鹿子娘道成寺    道行より 押戻しまで

白拍子花子 ・・・  籐十郎


坂田籐十郎さんの喜寿記念の演目だそうですが、
舞踊劇で こんなに鳥肌が立つくらい感動したのは初めてでした!!

セリフがない(唄で語られる)舞踊劇は 
「ああ、キレイだなあ」 と、さらっと見るものかな・・・ とそんな気持ちで

鑑賞していたのですが、
籐十郎さん、さすが人間国宝です。 
所作すべてが貫禄あるし無駄がない、キマる、当たり前っか。



娘道成寺は 道行の舞から→鐘入り で終わることが多いそうですが 
今回は 清姫の怨霊に変わる「押戻し」というところまであり、
歌舞伎ならではの艶やかさ と 勇ましさ 両方見られて お得感2倍です!
しかも、前方の席の人は手ぬぐいが飛んでくるというお楽しみもあります!



籐十郎さんは おととし?の襲名披露パーティーにて2ショットで写真を
撮らせていただいたこともあって、なんとなく親近感が湧きます(笑)


押戻しの場面では 親子競演もあって迫力満点。
隣で鑑賞していたおじさまも 終わってまもなく「よかったなああ!!!」と
隣の奥様に感嘆しておりました。



三、金閣寺

間柴久吉・・・・錦之助
松永大膳・・・・三津五郎
雪姫  ・・・・ 時蔵
 
こちらも歌舞伎ならではの装束・ヘアスタイル
私にとっては 昼の部の演目は3つとも◎

三津五郎さんがやっと登場。華があるし声もよく通るし、さすがです。


歌舞伎の “三姫” のうち 
本朝廿四孝の八重垣姫は見たことがあるので、今回の初「雪姫」はとても楽しみでした。
残るは 「鎌倉三代記の『時姫』」を見たい という課題もできました。
 


今日は 7列目の花道より6番目の席。
最近は中央の席が多かったので、ななめ方向からみる舞台がとても見やすく、
そして、今回の演目では花道寄りで語られることが多く
(道成寺の押戻し 、 金閣寺も) 恵まれていました。

 
しかし、、、前の席のおばちゃん2人が 芝居の途中でおしゃべりを繰り返すもので
片耳:イヤホンガイドの私には 役者さんのセリフや義太夫よりもおばちゃんの声のが
大きく聴こえることもあって、 我慢に我慢を重ねたけれども
金閣寺の最中にどうしても我慢できなくなり

「すみませんが、お芝居の途中でのお話をやめていただけませんか?」 と
注意しちゃいました。
おばちゃんにとっての一等席のチケット代金20000円は、はした金かもしれませんが、
私にとっては大金なのです。 
観劇マナーのない人は 劇場に足を運ぶのはやめましょう。
(隣のおじさんにも 感謝されました。)


今日は、空席が後方に少しありました、襲名披露興行に空席なんてなんか残念ですが
特別席・一等席、ともに従来よりも少々高額で・・・・ しょうがないかもですね・・・・

明日は 観劇帰り、雨の中30分も並んで買った「堂島ロール」のネタを書きます。
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陽春歌舞伎 夜の部 [歌舞伎]

昨日に引き続き 今日は陽春歌舞伎の夜の部へ行ってまいりました。

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一 松浦の太鼓


私の好きな「忠臣蔵」の外伝話。

松浦鎮信(吉右衛門)は 気品のある大名、吉良邸の隣の屋敷。

時は 12月13日 討ち入り前日。


吉右衛門さんは やはりカッコイイ!

ベテランだけれどもそれにおごらず慎重に劇を進めていく感じ。


後半、染五郎さんが討ち入りの装束で出てきたときには

「あ、やっぱりこの舞台写真を買わなきゃ!」 と思いましたヨッ。

昨日はその写真は売り切れでしたが、本日は販売ありでした。






二 閻魔と政頼


舞踊劇。 竹本の伴奏で始まります。

閻魔さま役の市川左團次さんは 非常に合っていますね!

鷹狩りの場面も面白く、松羽目の舞台(能舞台のような大きい松の背景)が

歌舞伎の華やかさを彩ります。




そして、歌舞伎独特の重々しくてきらびやかな衣装、 

鷹狩りの話から後半は閻魔さまの冠をめぐって話が進んでいきます。 


こちらも吉右衛門さんの舞踊が難なくすばらしいです。


本日の席は6列目のセンター、 吉右衛門さんが私の真正面で踊っていました。

前の席がおじさまだったので、座高が高くて 「ううううーーーん」と思いましたが

なんか私、吉右衛門さんと目が合ったような気がしましたよ。






三 与話情浮名横櫛 (切られ与三)


昨日、時代物と世話物では時代物のが好き と書きましたが、一日で撤回します(笑)

世話物も面白いです。 観やすいです。



染五郎さんの舞台写真 「与三郎の羽織落としの場面」のやつ買いました。

色男です。 やはり写真だけ買うよりも演目観てから 「ああ、この場面ね」 と

思わないと!!


下手に立って、ななめ前を見つめて 「キッ」となった染五郎さんとも目が合った気がしましたヨ!




ところで、今日も出待ちしてしまいました!!

今回は染五郎さんです。


今日は油性のサインペンを持参して 生写真にサインをしていただきました。

そして、今日はミーハーなお友達Oさんと待ち合わせしましたので、

そのOさんにプログラムにサインをしていただくように頼み、

染五郎さんのサイン 3枚GETです!!


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しかも、しかも、、、染五郎さんとツーショット写真も撮ることができたんです!!!

もう大感激です。
 
それにしても 染五郎さん、顔小さい!! ホントにステキでした。

染五郎ツーショット.JPG


そして、Special thanks Oさん☆☆☆ アナタ様のおかげですゾ

またミーハーツアーしよう!



歌舞伎の幕切れの杵の音、(カン、カン、カンカンカンカン・・・・・・)やっぱあれ最高に好きですわ。
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陽春歌舞伎 [歌舞伎]

行って来ました。 名古屋御園座陽春歌舞伎

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本日は 昼の部、 入り口には満員御礼の看板が。


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席は7列目のど真ん中!

役者さんがセンターに立つと真正面 (舞台上で中央の印のあるところです)


御園座は6列目くらいまでがフラット、7列目あたりから少ーし傾斜して行くので

前の人が座高が高くない限り、7列めはわりとGOODかもです。



一  「ひらかな盛衰記」

鮮やかな配色の衣裳、歌舞伎独特のかつら、

時代物と世話物では やっぱり私は時代物が好きなんだなあ・・・と実感。



染五郎の色男ぶりも艶やか、はじめ紫の着物を着てますが、

後々に紫を脱ぎ、パステルカラーの着物に。

ウグイス色の半襟とピンクの着物の色、 あんな色が似合うのは染五郎さんならではかも! 




梶原平次景高役の歌昇さんのハキハキとした演技も、とてもよかったと思いました。


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二  「鬼平犯科帳」

テレビではおなじみのようですが、一度も見たことがなくて

中村吉右衛門さんのお芝居も初めて、私にとって 「初 鬼平」でした。



世話物での吉右衛門さんは実に軽快、背も高く、舞台上でも存在感ありあり。

さすが、日本を代表する歌舞伎俳優のひとりだけあります。


お兄さんの松本幸四郎さんよりも、吉右衛門さんのが好きかも!!




舞台は大川(隅田川)周辺で繰り広げられるので、ちゃきちゃきの江戸っ子ばかりの設定。

「はひふへほ」 のセリフが 「さしすせそ」になっちゃう とこなんて

江戸っ子特有のしゃべり方。  (引き出し→ しきだし  など)

そんな 細部にもこだわって聴くと楽しいです♪



明日は 夜の部の鑑賞、吉右衛門さんの時代物が実に楽しみです。







今回は 演目の予習がほとんどしてなくて、ちょっと自分自身を反省しました。

勧進帳を見に行ったときなど、参考になる本を読みあさって行ったので、

見得などのいろんな見せ場の要所要所が事前に何となくわかってよかったです。



明日のために今から予習することします!!








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吉例顔見世 グッズ編 [歌舞伎]

昨日の海老蔵さんが頭の中にチラチラとして、今日は一日シアワセでした。

さて、今回も歌舞伎グッズにハマる・・・

まずは 歌舞伎ハンカチ

15種類ある中で どれにしようかな~~と迷いつつも1枚1600円ということで

前回買いそびれましたので 今回はこれと決めてGET。

 

1枚目は「青砥稿花紅彩画  白浪五人男」

一昨年の御園座で 通しで上演されました。

勘三郎さんの「弁天小僧」、仁左衛門さんの「日本駄右衛門」、三津五郎さんの「南郷力丸」、

橋之助の「忠信利平」、  中村扇雀の「赤星十三郎」

稲瀬川勢ぞろいでの紫色の着物は今でも目に焼きついています。

迷わずこのハンカチに決定!

柄は5人分の着物のモチーフが描かれています。

こちらのハンカチ、私が購入次第、売り切れとなりました・・・!

 

 

2枚目は迷ったあげく 今回の演目 「鳴神」の雲の絶間姫の柄に。

 

今日の観劇記念ですね。

双六や娘道成寺の柄は人気だったらしく完売しておりました、残念。

 

 

さてさて今回購入の書籍は、

義経千本桜 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻)

義経千本桜 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻)

  • 作者: 岡田 嘉夫, 橋本 治
  • d出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 大型本

橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻〈1〉仮名手本忠臣蔵 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻 (1))

橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻〈1〉仮名手本忠臣蔵 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻 (1))

  • 作者: 岡田 嘉夫, 竹田 出雲, 並木 千柳, 三好 松洛, 橋本 治
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 大型本

 子供にも理解できるように書いてあるので非常にわかりやすいです。

しかもとても絵がきれい。 レイアウトもなかなかよいです。

このシリーズは続々刊行されていくみたいです。


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御園座 吉例顔見世 夜の部 [歌舞伎]

今日、名古屋御園座 吉例顔見世 夜の部へ行ってきました。

昼の部は3日に行ったので、プログラムにて演目は予習済み。

 

一、鳴神

           鳴神上人 ・・・・市川團十郎

          雲の絶間姫・・・尾上菊之助

 

 團十郎さんの当たり役だそうで、とても楽しみにしておりました。

 荒事といえば市川家、しかし私は團十郎さんの舞台を観るのは初めてでした。

 メリハリのある、期待通りのすばらしい舞台でした。

 歌舞伎十八番の中ではまだ3作しか観た事がないので、「鳴神」非常に楽しみにしておりました。

 菊之助さんは本当に色っぽい。菊之助さん、大好きです!!

 

二、達陀 (だったん)

        僧集慶・・・尾上菊五郎

      青衣の女人・・・尾上菊之助

        堂童子・・・尾上松緑

 

ここが御園座だということを忘れてしまいそうな幻想的な雰囲気。

本当に東大寺にいるかと錯覚いたしました。 

舞踊劇、菊五郎劇団のみなさんのアクロバットな踊り、これが本当に歌舞伎?? と

後半思わせるような躍動的な舞台でした。

菊五郎さんはもちろん、菊五郎さんの隣で踊っていた亀寿さん&亀三郎さんばかりを目で追ってしまいました!

 

お参りしている様子は舞台中央やや奥の御簾のかかった所、

6列目のど真ん中の席は大当たりでした。あのシーンは 端っこの席の人は見えないかもですね。

 

 

三、義経千本桜   川連法眼館の場 

 

     佐藤忠信、実は源九郎狐・・・市川海老蔵        

       静御前・・・・市川門之助

     駿河次郎 ・・・市川男女蔵

     亀井六郎 ・・・坂東亀三郎

        飛鳥 ・・・ 市川右之助

     川連法眼 ・・・ 市村家橘

      源義経 ・・・ 大谷友右衛門

 

義経千本桜は、通しで観たことがなくて、これまでには 

「小金吾討死」、「すし屋」、 を観ました。

今日の「川連法眼館の場」は そこから続いている話なのですが

義経千本桜の物語そのものは やや難しいと感じます。

3大歌舞伎のひとつとはいえ、もともとの源氏と平家の話がわかっていないと無理なので

学生時代に日本史をもっと勉強しておけばよかった・・・と、いつも思います。

(誰が義経の味方で、誰が敵なのかを本で予習しないとね)

 

舞台では 海老蔵さんがすごかったです。

早変わり、エビ反り、宙吊り、なんでもアリ。

私は中央付近だったので、中央やや下手、ななめにかまえた海老蔵さんと目が合った(気がする!)

 

市川猿之助さんに指導してもらっての演技だそうで、「歌舞伎ってすっごくおもしろい!」と、

観客全員が思ったことでしょう。

 

それはそうと、私は今日、海老蔵さんにサインをしていただきました。

出待ちをして、お顔を拝見できたら・・・と思って並んで待っていたら、

なんと彼が出待ちのファンのためにサインをしてくれているのです。

舞台写真を買えばよかったと大後悔。(私はプログラムにしていただきました)

 

背もお高くて、先日見た海老蔵さんの特番テレビの10倍カッコイイ!

予想外に至近距離に行けて、私は心臓バクバク・ドキドキでした。

海老蔵さんは、何人かにサインをした後 颯爽と車に乗って行かれました。

そんなお姿もとても絵になるお方。 本当にステキでした!!

 

 

あと、今日は先日買いそびれた 歌舞伎ハンカチも買いました。大満足です。 


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