名古屋御園座 吉例顔見世 夜の部 [歌舞伎]
昼の部が終わり、 一旦御園座の外に出て、
顔見世の夜の部の鑑賞です。
一、舞妓の花宴 (しらびょうし の はなのえん)
昼の部 「旭輝黄金鯱」で 盗賊 柿木金助(菊五郎)の母:村路を
演じていた 中村時蔵 が 舞います。
村路の役も大役でしたが、こちらは本当に一人舞台。
夜の部は 奮発して 特等席(2列目 正面!!)にしたので
何度も 時蔵丈と目が合いました。。 すばらしい!
二、伽羅先代萩 (めいぼく せんだい はぎ)
「汐汲」の踊りと うって変わり 貫禄のある母を演じる 籐十郎さん。
役柄は 足利頼兼の嫡子:鶴千代 の 乳母:政岡
鶴千代は 7歳くらいの子役の子供が演じますが、
政岡の役はとても重要な役どころでした。
我が子:千松が自分の目の前で殺されてまったが、
それが敵方の前だったため 哀しみを一切見せず
誰もいなくなったところを散々確認した後で 今生の別れを惜しむ、
といった 場面があったのですが、
「さすが人間国宝!」 と、しみじみ思いました。
2列目だったので しっかりと見えたのですが、
赤い涙(目のお化粧が落ちて赤い) がこぼれてました。
演技でなく本当に涙が出ていて、現実には親子ではないのに(役の上だけなのに)
本当の親子のように伺えました。
政岡 ・・・・ 籐十郎
栄御前 ・・・・田之助 ← こちらも人間国宝のお方。 貫禄ありました!
弾正 妹 八汐・・・段四郎
沖の井 ・・・・ 時蔵
仁木弾正 ・・・ 松禄
荒獅子男之助 ・・・翫雀
三、身替座禅
重々しい 「伽羅先代萩」から 間逆の 楽しい狂言
こちらの演目 「身替座禅」は 鑑賞するのは 3度目です。
今回の配役は
山陰右京 ・・・菊五郎
太郎冠者 ・・・ 亀蔵
玉の井 ・・・・ 翫雀
面白い!面白い!&楽しい
菊五郎さんとも バシバシ 目があいました♪
四、弁天娘男白浪
そう 大トリは 弁天小僧!
この演目の 「稲瀬川 勢揃いの場」が見たくて、特別席にしたんです!!
私の最も好きな演目のひとつ、 弁天娘男白浪
弁天小僧 菊之助 ・・・菊之助
南郷力丸 ・・・・ 松禄
忠信利平 ・・・亀三郎
赤星十三郎 ・・・梅枝
日本駄右衛門・・・・團蔵
振袖姿が本当に美しい菊之助さん。
女のふりが、『実は男』の正体がばれて 開き直り、
菊之助のお決まりのセリフ
「知らざあ 言ってきかせやしょう!」 で 菊之助と目がバシっと 合って
私はもう大満足でしたよ♪♪♪
松禄の南郷力丸も とてもよかったです。
松禄は 若いし身体も大きく、声がよく通るので
わかりやすいですね。
紫色のお揃いの衣裳。
柄の違いも イヤホンガイドを聴き、よく理解できました。
午前11時の昼の部開演から 夜の部終演21時まで
延々10時間弱 座り通しでしたが とても満足出来る贅沢な一日でした。
顔見世の夜の部の鑑賞です。
一、舞妓の花宴 (しらびょうし の はなのえん)
昼の部 「旭輝黄金鯱」で 盗賊 柿木金助(菊五郎)の母:村路を
演じていた 中村時蔵 が 舞います。
村路の役も大役でしたが、こちらは本当に一人舞台。
夜の部は 奮発して 特等席(2列目 正面!!)にしたので
何度も 時蔵丈と目が合いました。。 すばらしい!
二、伽羅先代萩 (めいぼく せんだい はぎ)
「汐汲」の踊りと うって変わり 貫禄のある母を演じる 籐十郎さん。
役柄は 足利頼兼の嫡子:鶴千代 の 乳母:政岡
鶴千代は 7歳くらいの子役の子供が演じますが、
政岡の役はとても重要な役どころでした。
我が子:千松が自分の目の前で殺されてまったが、
それが敵方の前だったため 哀しみを一切見せず
誰もいなくなったところを散々確認した後で 今生の別れを惜しむ、
といった 場面があったのですが、
「さすが人間国宝!」 と、しみじみ思いました。
2列目だったので しっかりと見えたのですが、
赤い涙(目のお化粧が落ちて赤い) がこぼれてました。
演技でなく本当に涙が出ていて、現実には親子ではないのに(役の上だけなのに)
本当の親子のように伺えました。
政岡 ・・・・ 籐十郎
栄御前 ・・・・田之助 ← こちらも人間国宝のお方。 貫禄ありました!
弾正 妹 八汐・・・段四郎
沖の井 ・・・・ 時蔵
仁木弾正 ・・・ 松禄
荒獅子男之助 ・・・翫雀
三、身替座禅
重々しい 「伽羅先代萩」から 間逆の 楽しい狂言
こちらの演目 「身替座禅」は 鑑賞するのは 3度目です。
今回の配役は
山陰右京 ・・・菊五郎
太郎冠者 ・・・ 亀蔵
玉の井 ・・・・ 翫雀
面白い!面白い!&楽しい
菊五郎さんとも バシバシ 目があいました♪
四、弁天娘男白浪
そう 大トリは 弁天小僧!
この演目の 「稲瀬川 勢揃いの場」が見たくて、特別席にしたんです!!
私の最も好きな演目のひとつ、 弁天娘男白浪
弁天小僧 菊之助 ・・・菊之助
南郷力丸 ・・・・ 松禄
忠信利平 ・・・亀三郎
赤星十三郎 ・・・梅枝
日本駄右衛門・・・・團蔵
振袖姿が本当に美しい菊之助さん。
女のふりが、『実は男』の正体がばれて 開き直り、
菊之助のお決まりのセリフ
「知らざあ 言ってきかせやしょう!」 で 菊之助と目がバシっと 合って
私はもう大満足でしたよ♪♪♪
松禄の南郷力丸も とてもよかったです。
松禄は 若いし身体も大きく、声がよく通るので
わかりやすいですね。
紫色のお揃いの衣裳。
柄の違いも イヤホンガイドを聴き、よく理解できました。
午前11時の昼の部開演から 夜の部終演21時まで
延々10時間弱 座り通しでしたが とても満足出来る贅沢な一日でした。
人間国宝は段四郎丈ではなく田之助丈です。
藤十郎丈、松緑丈など、歌舞伎が好きなのでしたら役者さんのお名前くらい正しく覚えたらいかが。
by 通りすがり (2010-10-21 16:54)
>通りすがりさん
ご指摘ありがとうございました。
観劇から1週間がたち 記憶がごっちゃになってしまってました。
これからもっと勉強いたします!
by ちゅうちゃん (2010-10-21 18:26)